先輩インタビュー集まれ・仲間!!

スタンドプレーよりもチームプレーを大切にしています

練馬介護センタ サービス提供責任者

2018年7月入社

いろいろな仕事がある中でなぜ「訪問介護」という仕事を選んだのですか?

私が訪問介護という仕事を選んだ理由には、幼少期の思い出と前職での上司との出会いが大きかったと思います。

私の生まれ育った場所は地域柄「お隣さん」が近い存在でした。幼少期は両親が仕事で不在がちだったこともあり、近所の高齢者の方々のお宅が私の放課後教室でした。近所の高齢者のお宅にお邪魔をし、遊んで頂いた楽しい記憶や両親の代わりに祖父母に可愛がって貰った思い出があり、子供ながらに高齢者と過ごす環境が心地よく、楽しい子供時代を過ごすことができました。

大学卒業後はビルメンテナンス会社を経て母校の大学で事務をしていたのですが、限られた人間関係に少し限界を感じていました。そんな時に自分の担当教授から「学生や若い人たちとは話が合わないけど、あなたとは話が合う。あなたは年上との会話が上手だね」と言われました。その時に自分の幼少期の楽しかった思い出がよみがえり、人と関わりあう仕事に転職するなら高齢者がいい!とおもい、介護業界へ転職しました。

グループホーム、介護施設、訪問介護と経験させてもらったのですが、施設で複数の利用者様と接するよりも一対一で向き合える訪問介護が一番自分に合っていました。あれから13年間、訪問介護一筋です(笑)人生を変えてくれた教授には本当に感謝していて今でも連絡を取り合っています。

センタ管理者業務の他に訪問介護員としても現場でサービス提供もしていますが訪問介護員(ヘルパー)として「大変だな」と思うことと「楽しいな」と思うことを教えてください!

大変だと思う事は、目の前の利用者様、お一人お一人を理解する事の難しさです。

「理解する」と簡単には言えますが、それは例えば食事のセッティングひとつとっても、その人の食べやすさや今までの生活の癖が出るので、一人ひとりの生活や人生に寄り添うサービスが提供できるよう、それが自分だけではなく他のスタッフが同じように提供できるよう、まずは自分が理解するよう努力しています。目の前の利用者様が望まれている事、考えている事等が分からず落ち込む事もあり、利用者様に慣れてもらうまでは試行錯誤しております。

楽しいと思う事は、やはり利用者様との「ふれ合い」や「やり取り」です。私は調味料に詳しくないのですが、利用者様からはとても多くの調味料の種類を教えていただいております(笑)利用者様お一人おひとりの言動、人生から学ばせて頂く、生活の知恵、人生哲学、ユーモア等、反面教師の様な方も含め(笑)、それら実学に触れ学べる事は何よりの喜びでありモチベーションとなっております。。

プレイイングマネージャーとして、現場で経験したことをスタッフに共有し、利用者様が「また来てほしい!いつも助かっている」と思ってもらえるよう、管理業務と訪問介護員の両立はこれからもしていきたいと思います。

「仕事の中で大切にしている」ことを教えてください。

コミュニケーションです。特にこの仕事は人と人のつながりだと思います。利用者様、ご家族、スタッフ、他事事業者さん、ケアマネジャーさんなど一つのケアに対してもたくさんの人と関わります。私一人の力で出来る事は限られています。スタンドプレーよりもチームプレーを大切にしています。スタッフへのヒアリングもできる限り、スタッフにあった方法でヒアリングを心がけています。

私の行動原理は「人を知りたい」です。利用者様とは勿論、ご家族、関わる全てのスタッフと心を通わせ、サービスの質をより高め、共に作りあげてゆく事を大切にしていますし、これからも大切にしたいと考えています。

これから訪問介護で働こうと考えている人にアドバイスをお願いします!!

基本的に独居の方のお宅へ自転車等で訪問する仕事であり、訪問しなければ始まらない仕事です。移動時に季節の移ろいを肌で感じられる事は良い気分転換になりますが、台風、猛暑、降雪時でも仕事はあります。悪天候や体力、精神的に辛い時はありますが、『自分の訪問を待って下さっている方が居る。』そう考えると、「行こう!」と前向きな気持ちで自転車ペダルを漕ぐ力が沸いてきます。時に失敗してお叱りを頂く事もありますが、笑顔や感謝を頂ける仕事であり、やりがいもあります。

介護職は女性が多い職場ですが、男性でも活躍できる場面はたくさんありますので、性別に関係なく人が好きで会話やコミュニケーションが好きな方、外回りが好きな方は介護に興味があったら是非チャレンジしてみることをお勧めします。あなたの訪問を待っている方が必ず居ます!!

私のある日のスケジュール

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