先輩インタビュー集まれ・仲間!!

支配人として、コミュニケーションと
ゆとりを大切に施設の環境づくりに専心。

杉崎 毅さん(ウエリスオリーブ鵠沼松が岡)

2005年11月入社

ケアマネジャーからウエリスオリーブ鵠沼松が岡の支配人にキャリアアップした杉崎毅さんにお話をお伺いしました。​

ケアマネジャーから支配人(施設長)になろうと思ったきっかけを教えてください。

2005年に入社した当初はケアマネジャーとして就労していました。2016年当時は一般在宅部門のケアプランセンタの管理者をしていましたが、鵠沼にサービス付き高齢者向け住宅がオープンすることになり、先行して鵠沼ケアプランセンタを立ち上げ、管理者を任命されました。
在宅介護の居宅でのケアマネジャーの勤務が長かったこともあり、「サービス付き高齢者向け住宅?」「施設のケアマネジャー業務とは??」と何も知識がないことに不安がありました。業務が始まってからは施設のケアマネ業務一つひとつを学ぶ機会ととらえ、丁寧に業務していたことを覚えています。

利用者様からの相談ごとの解決方法にも慣れ、ケアマネとして施設スタッフともよい関係ができていた2017年10月、ウエリスオリーブ鵠沼松が岡の支配人に任命されました。
ケアプランセンタの管理業務しかしてこなかった自分としては、支配人としてサービス付き高齢者向け住宅の全体の仕組みや収益の見方、1日の流れ、看護師やコンシェルジュ、介護スタッフなど異業種のスタッフをまとめていくことに不安な気持ちもありましたが、いちケアマネからのキャリアアップの良い機会ととらえ新たなチャレンジとしてお受けすることにしました。

仕事の中で杉崎さんが「大切にしていること」はなんですか。

施設にはコンシェルジュ・看護師・事務・清掃・併設の介護センタといった様々な職種の方が勤務をしています。それぞれの職種の方が仕事をしやすい環境作りということを意識しています。
その中で、大切にしていることは2点です。

1つ目は「コミュニケーション」です。
支配人になった当時はやはり仕事に迷うことも多く、自分も時間的余裕がなかったこともあり雰囲気が暗くなってしまったことがありました。これは自分への反省でもありますが、支配人はやはり「人を見る」仕事でもありますので、スタッフとコミュニケーションをとるためにまずはスタッフと一緒にできる業務に参加するようにしました。その一環で朝食の配膳業務に入るようにしています。スタッフの業務が多忙になると一つひとつの業務がおろそかになってしまうことがあります。入居者様にはその日一日気持ちよく過ごしていただくための最初のサービスが朝食だと思っておりますので、スタッフと一緒にコミュニケーションをとりながら入居者様にも気持ちのいい朝を迎えていただくことを意識しています。食堂パントリーは自分の第二のデスクだと思っています(笑)

もう一つは「気持ちにゆとりを」です。
スタッフの皆さんには施設コンセプトや運営方針に沿って業務していただきますし、日々たくさんの業務もあります。
スタッフそれぞれが日々の業務が忙しいと気持ちも落ち着かなくなってしまって、業種間でトラブルやご入居者様に対してもせわしない印象を与えてしまいます。その中でスタッフに理想を押しつける業務はスタッフの気持ちを更に落ち着かなくなってしまうと経験から学びました。スタッフの気持ちにゆとりがあり、笑顔で業務できれば、入居者様の対応もより高い品質のものが提供できるようになり、気持ちよく過ごしていただけると感じています。スタッフに「気持ちにゆとりをもってもらうこと」を意識し運営した結果、退職者が激減しました。これは自分にとっても嬉しい結果でしたので、これからも大切にしていきたいと思います。

ウエリスオリーブ鵠沼松が岡のアピールポイントを教えてください!!

施設はオープンしてから6年が経過しました。この6年間で特に地域の皆様と交流ができるようになりました。コロナ禍で現在は見合わせていますが年1回の藤沢市主催の津波避難訓練も対策本部では、入居者様と地域の皆様、スタッフが一丸となって実施しています。また、花火大会では地域の皆様に施設屋上を交流の場として開放しています。自治会の定例会議の場の提供などもあり、コミュニティイベントもコロナ禍が落ち着いたら、やりたいですね!とお声がけいただいております。地域に近い施設となったことで、長く今の地域で生活をされている近隣の方からも入居に関するお問い合わせが増え、地域に根差した施設運営ができていると感じています。

また情報共有も意識していて朝礼・夕礼などは必ず行うようにしています。スタッフ間の伝達ミスからくる「聞いた・聞きていない」というトラブルを回避するようにしています。伝達をしっかりとおこなうでスタッフのストレスの軽減につながり、みんなが同じ方向を向くようになりとても明るい事務所になりました。

屋上からの展望もアピールポイントの一つです。鵠沼海岸まで徒歩12分という立地もあり、屋上から江の島や鵠沼海岸が眺望できます。スタッフに気持ちにゆとりを持ってもらえるよう、自分もまた「気持ちにゆとりを」もてるよう、1日1回は屋上に上がってリフレッシュしています。わたしのお気に入りの場所の一つです(笑)

これから介護業界・テルウェルで働こうと考えている方に一言お願いします。

私は、テルウェルに入社してから17年が経過しました。始めは一般在宅のケアマネジャーとして勤務しておりましたが、ケアマネからケアプランセンタの管理者、施設の支配人とキャリアアップをさせていただきました。
その間に主任介護支援専門員の資格を取得し、専門職としてのスキルも向上することが出来ました。
今、介護業界にチャレンジしたいと迷っている人がいるのであれば、是非、一緒に頑張っていきましょう。
介護業界への転職は、比較的経験者が好まれる業界ではありますが、未経験であっても「この業界でがんばってみたい」と想っている人であれば、はじめの一歩を一緒に踏み出せる場の提供ができますし、頑張ってみたいという気持ちを大切に是非チャレンジしてみてください。

テルウェル東日本 公式ソーシャルメディア